~乳幼児期の子どもたちが楽しく体を動かすために、家庭でできること~


近年、子どもたちを取り巻く社会環境は大きく変化し、幼児期の運動不足や体力低下が指摘されているのはご存じでしょうか?
その背景には、暮らしや教育環境、社会構造の変化など複合的な要因が潜んでいます。
こういったことを改善するには、「家庭」「保育環境」「社会環境」すべてにおいてバランスの取れたアプローチが必要となります。

長浜市では、子どもの意欲と自信を高め、運動できる体づくり、人とうまくかかわれる心づくりをめざして、保育に運動遊びを取り入れています。また、遊びを通して体を動かすことの楽しさが感じられるよう、保育環境の工夫をしているところです。

今回は楽しく体を動かすために、家庭で日常的に取り組むことができるヒントをみなさんにご紹介します。

子どもたちが体を動かすために、特別な運動をさせようとするよりも、日々のくらしの中で自然に体を動かす機会を増やすことが大切です。
たとえば、『お手伝い』は幼児期に体の動きを発達させる絶好の機会になります。

つまり、お手伝い=体の動きを育てるチャンス ‼ なのです。
お手伝いを通じて、ものを持つ、運ぶ、片付けるといった動作を行うことは、子どもたちが体の調節能力を自然に身につけるうえで非常に効果的です。
では実際にどのような場面なのか、お伝えしますね。

〇食事の準備で食器を運ぶ〇
子どもはお皿やコップを台所からテーブルまで運ぶ際に、適度な重さを感じながらバランスを取ります。この動きが腕や姿勢の筋力をつけるだけでなく、物と空間の認識力を育みます。

〇洗濯物をたたんだり運んだりする〇
洗濯物を運ぶ動作や、たたむといった細かな指の使い方は、体幹を鍛える(体の安定性を高める)だけでなく、細かい手や指の動きの調整や集中力を養うのに役立ちます。

〇掃除でモップをかけたり片付けたりする〇
掃除の際に体を前後左右に動かすことで、体全体のバランス感覚が身につきやすくなります。また、日常生活の動きに慣れることで、自分で積極的に体を動かす習慣が育ちます。

さらに、お手伝いの魅力は体を動かすことだけではありません!
お手伝いを通じて、子どもたちは体力だけでなく責任感や自立心を学びます『家族の役に立つ』という達成感が、自己肯定感の向上にもつながります。
また、親子で一緒に活動する時間を持つことで、親子の絆が深まり、子ども達の心の豊かさにもつながります。

家庭で無理なくできるお手伝いから、子どもたちが体を動かし、体力を育む工夫をぜひ取り入れてみてください。
小さな日常の積み重ねが、体力アップとともに心の成長にもつながっていきます。
子どもにお手伝いを頼むと、うまくいかないこともありますし、待ったり見守ったりと根気も必要になります。
しかし、子どもたちが健やかに育つ環境をつくるために、保護者の皆さまも楽しみながら取り組んでいただければと思います。








【 すまいる 子育て 】


3人のママである保育士が、普段感じていることや子育てのヒントなどを発信していきます。
育児の間に読んで、ホッとしたり、“すまいる☺”になってもらえればと思います。
(⋈◍>◡<◍)。✧♡


※アプリ登録すると、便利なプッシュ通知も。詳しくは下記から。
>>詳細はこちら


長浜市教育委員会事務局・幼児課
電話0749-65-8607