2025年06月06日
~ 雨 の 季 節 を 楽 し む ~
新緑が美しく、吹き抜ける風がさわやかですね。
そして、いよいよ梅雨の季節がやってきます。雨の日は室内で過ごすことが多く、子どもも大人もストレスがたまりがち……
時には思い切って、雨の日のお散歩を楽しんでみてはいかがでしょう!
雨の日に外へ出るためには、レインコートを着て長靴をはきますね。実はこれも大切なことで、「雨の日には雨の日の服装がある」ということに気づけます。
着脱もコツを伝えながら丁寧にかかわると、お子さんが自分でできるようになります。また、普段と違うものを身につけるのは、うれしいものです。
外に出ると楽しいことがいっぱい!
傘やレインコートに落ちる雨の音、草や木には雨粒、カタツムリなどの生き物が見つかるかもしれませんね。
アジサイの花が咲いていれば、いろいろな色があることにも気づくでしょう。
水たまりを見つければバシャっと踏んづけちゃいますよね。踏みつける水の感覚や踏めば水が跳ね返るということも気づきの一つです。この時ばかりは少し大目に見てあげてください。
また、少し踏みとどまって水たまりをじっくり見つめると、鏡のように自分の姿が映るといったことも、雨降りだからこそできる経験です。
雨音に耳を澄ませば「しとしと」「ぱらぱら」「ざぁざぁ」など、雨の降り方によっていろいろなふうに聞こえ、言葉の力の育ちにもつながります。
また、雨にちなんだ絵本を読むことは体験と知識をつなげ、創造力を養います。
このように、雨の日も見方を変えれば楽しいひと時に変わります。
見たり触れたりと五感を通して雨や雨降りの日を全身で感じる機会、季節の変化を体験し関心を高める機会になりますね。
安全には十分配慮しながら、雨の日も楽しく新しい発見のある一日となりますように。
昨年の写真ですが、我が家の庭に咲くアジサイです。
額アジサイ(ガクアジサイ)という種類で、きれいな花弁が額縁のように、粒々の小さな花を囲んで咲きます。
【 すまいる 子育て 】
3人のママである保育士が、普段感じていることや子育てのヒントなどを発信していきます。
育児の間に読んで、ホッとして、“すまいる”になってもらえればと思います。
長浜市教育委員会事務局・幼児課
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