2025年05月30日


~『遊びは学び』『学びは遊び』~


乳幼児期の『学び』って、何でしょう?
園では、毎日遊んでいるだけ………と、思われているかもしれませんね。

「学ぶこと=勉強」と考えがちですが、実は、乳幼児期は『遊び=学び』なのです。
というのも、乳幼児期は幼児が自発的・主体的に人やものと関わりながら、遊びを通して必要な能力や態度などを獲得する発達期にあるからです。
「なぜだろう」「どうして?」「不思議だな」といった子どもの興味関心に大人が耳を傾け、共感し、認め、励まし、見守るなど、一緒に考えてみたりすることで「学ぶ(知る)楽しさ」を感じ、子どもの興味が深まり知的好奇心が育ちます。
この「学ぶ(知る)楽しさ」の積み重ねが「学びの土台」となり、小学校以降の学習意欲につながるのです。

園では、ただ自由に遊ばせるのではなく、幼児一人一人が自ら興味や関心をもち、遊びに夢中になる中で、試行錯誤をし、様々な経験を重ねていくことを大切にしています。
子どもたちが遊びを通して育んだ好奇心や共感、自信などの力が、子どもたちが自分らしく生き、未来の社会を切り開く基盤となるのです。




我が家では、プランターでスナップエンドウを育てています。
白くて可愛い花が咲き、その後に実がなる様子が楽しいです。




【 すまいる 子育て 】
3人のママである保育士が、普段感じていることや子育てのヒントなどを発信していきます。
育児の間に読んで、ホッとして、“すまいる”になってもらえればと思います。


長浜市教育委員会事務局・幼児課
電話0749-65-8607