2026年02月04日

~鬼のイメージを利用した「しつけ」の危険性とは?~
節分も過ぎ、暦の上では立春ですが、本格的な春は、もう少し先のようですね・・・
さて、節分はどのように過ごされたでしょうか?
豆まきをしたり、巻きずしなど節分にちなんだ食事をしたりして、楽しまれたご家庭もあることでしょう。
節分は季節の変わり目を迎え、「新しい幸せを迎える」という意味を持つ日本の文化です。
「鬼」は、人に害をもたらすものや、心の弱さを象徴する存在であり、それを乗り越えることで、社会や心の調和が保たれるという考えもあります。
豆まきや鬼にまつわる活動を楽しまれるご家庭がある一方で、特に子どもとのやり取りにおいて、鬼のイメージを利用して叱りつけたり、怖がらせたりする方法は、子どもの〝心に〟不安を与える可能性があることをご存じでしょうか。
今回は、子どもの心に不安を与える可能性についてお伝えします。
▶一時的な恐怖によるしつけの影響
「鬼が来るよ」「悪い子には鬼が来る」などの恐怖を植え付ける方法は、一時的に子どもを従わせる効果があるかもしれません。しかし、恐怖心を使ったアプローチは中長期的に子どもの心に悪影響を与え、信頼関係を損なう可能性があります。
▶不安やトラウマなど心の傷が残る
小さな子どもは鬼のイメージを現実と認識しやすい傾向があり、鬼に脅かされると不安や恐怖を深く心に刻むことがあります。特にアプリなどを使って、視覚的にもリアリティのある体験を与えることで、トラウマを生むリスクが増加します。
▶子どもの主体性にブレーキをかける
恐怖心に従ってしまう状態では、子どもが自ら考え、行動する力が育ちにくくなります。また、ルールや行動の意義を理解することなく、しつけが進むと、後に問題行動が発生しやすくなる可能性があります。
鬼を怖がるだけではなく、「なぜ鬼を追い払うのか」「健康で幸せに過ごすためにどうするべきか」という前向きな話題で楽しむ時間として、過ごせるといいですね。
そして節分だけでなく、他の行事も同じように楽しむことを大切に、子どもの学びと成長の機会としていけるといいですね。
子育ては毎日が挑戦の連続ですが、親子の信頼関係をより深める時間を大切にしながら、お子様が安心して成長できる環境を整えることが何より大切です。
思いやりの気持ちを込めて、鬼に立ち向かう姿が、お子様にとっても良い学びとなるかもしれません。
今年も子どもたちと一緒にたくさん作りました。切ってみないと、うまく巻けているのか、わからないのがミソですね!
まずまずの出来ですかね?
【 すまいる 子育て 】
3人のママである保育士が、普段感じていることや子育てのヒントなどを発信していきます。
育児の間に読んで、ホッとして、“すまいる”になってもらえればと思います。
今回は、記念すべき連載20回目でした。
やっと20号? 早くも20号? なんとか20号・・・・とにかく、まだまだ連載は続きます。がんばります。
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長浜市教育委員会事務局・幼児課
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